地震に被災された方々におきましては、この度の災難まことにご傷心のことと存じ上げます。
大変なことが多いこととは存じますが、どうかお力をお落としにならず、
一日も早く再起に向けて立ち直られますようお祈り申し上げます。

良くも悪くも今年は日本に取って当たり年の模様。
北陸在住な俺ですが、今年はエライ勢いで北陸を自然災害が襲ってきますね。
豪雨に台風に熊に地震。幸いにも俺の親戚、身内は深刻な被害を被っておりませんが、
台風の被害をまともに受けた農家や地震に被災された方々のことを考えますと、素直に喜べるものでもなく。
しかしながら、人間不安になると信心深くなるものですな。
台風で折れた木に巻き込まれた祖父の墓が割れて倒れたらしく、
新しいのを立てるか修理するか家族で相談なぞしてるわけですが、
祖父が我が家の厄を引き受けてくれたと俺自身も思いたくもなるというもの。
ちなみに祖父は先の大戦で、満州で産まれたばかりの親父の顔を見ることもなく戦死したので、
俺にとっては色褪せた写真の中の軍服姿の青年でしかないのですが、思わず拝みたくなり。
無宗教と言いつつも信仰が自分の中の根っこにあるのを改めて感じたりする秋の夜長。